どのように歯みがきをしたらいいですか。
歯みがきの方法は?
どうして歯磨きが必要なの?
むし歯と歯周病の原因となる細菌を除去するのが目的です。
こんな風にやってみよう!
歯が生え始めたら歯みがきの練習を始めましょう。この時期は、しっかり磨くというより慣れさせる感覚で行いましょう。
- 歯みがきの練習は、赤ちゃんをあお向けに寝かせ、頭を保護者のひざの上にのせる『寝かせ磨きスタイル』で行いましょう。口の中を見たり指で触ったり、口の周りのマッサージをして、触れることに慣れさせることから始めます。
- 口の周りや口の中を触られることに慣れてきたら、乳児用の歯ブラシで1回から2回、ちょんちょんと歯に触れる練習を始めましょう。歯ブラシの刺激に慣れたら、歯を見ながら、1本ずつ優しく磨きます。1本5秒くらいで十分です。強く磨いたり、長い時間をかけて赤ちゃんが嫌になったりしないよう気をつけましょう。
- 更に慣れてきたら『寝かせ磨きスタイル』で、上から口の中を覗き込むような姿勢をとって、前歯の歯と歯ぐきの境目、歯と歯の間を中心に磨いていきます。このとき注意したいのは、力を入れ過ぎて痛くしないことです。磨く時は、唇を人差し指でそっと押さえ、歯ブラシが上唇のひだに当たらないように軽く小刻みに動かすのがコツです。
歯みがき練習の後は上手にできたことを、抱っこして褒めてあげることを忘れないでくださいね。
子どもの歯を守るために、歯みがきのことやむし歯のこと、予防のことなどを知っておくと良いですよ。
生活習慣は1日にしてならず!です。赤ちゃんの様子を見ながら、徐々に習慣にしていくようにしましょう。