長期休暇明けに親子で疲れを感じています。どうしたら元気を取り戻せますか?
休み明けに元気が出ない
生活の乱れが原因
休み明けに「何となく身体がだるい」「眠気が取れない」「食欲がない」「仕事や幼稚園・保育園に行きたくない」「気分が落ち込む」と感じる方は多いのではないのでしょうか。
その理由のひとつに自律神経の乱れがあります。
自律神経とは、内臓の働きや代謝、体温などの機能をコントロールするために、みなさんの意思とは関係なく働き続けているものです。
自律神経には昼間や活動時に活発になる「交感神経」と夜間やリラックスしている時に活発になる「副交感神経」があり、2種類の神経の作用バランスが崩れると心や身体に不調をきたすようになります。
夜更かしによる生活リズムの乱れ、過度なリラックス、暑さなどでの眠りの質の低下、長時間冷房にあたることでの身体の冷え…こういったことが自律神経の乱れを引き起こす原因となります。
自律神経を整える生活習慣を取り入れて
毎日元気よく行動できるようにするために、自律神経を整えることを意識してみましょう。
- 朝、太陽の光を浴びて体内時計のリセットをはかる
- 簡単なルーチンワークを作って、短時間でよいので規則的に動く
- 栄養と運動のバランスにいつも以上に気をつける
夏休み期間の小学生に朝のラジオ体操が推奨されている理由は、「朝、決まった時間に起きて、簡単な全身運動を継続できる」ことのメリット、つまり休み中でも無理なく自律神経を整える効果があるからです。
ルーチンワークが思いつかない方は、家族で毎日ラジオ体操にチャレンジするのもいいですね!
長引く不調は、原因がいくつか絡み合っているのかもしれません。いろいろ試しても元気を取り戻せない場合は、下記のヒントも参考にしてみてください。