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からだがふにゃふにゃでよく転ぶ。どうすればいい?

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からだが柔らかく、立っていても座っていてもふにゃふにゃしてしまいます。疲れやすく、よく転んでしまうので心配しています。何か家でできることはありますか?

感覚の感じ方が鈍い傾向があるかも

からだがふにゃふにゃの場合、感覚の感じ方が鈍い傾向のお子さんかもしれません。そのようなお子さんは、からだの傾きに気付かなかったり、適切に筋肉の張り具合を調整できなかったりすることがあります。

姿勢を保ったり、からだを支えたりするためには、揺れを感じる「前庭覚」と自分のからだの動きや重さを感じる「固有受容覚」という筋肉の中にある感覚が重要です。

からだを動かす遊びで、感覚を育てる

子どもの身体感覚を養うための、からだを動かす遊びを紹介します。

けが予防のためにも、転んでもとっさに手が出ることが大事です。
手が出るようになる練習として、ハイハイや、丸めた布団によじ登るような手をつく遊びをおすすめします。

また、うつ伏せで飛行機姿勢をとった子どもを親が抱えて、前後上下に揺らす遊びもよいです。
これは、耳の奥にある「前庭覚」というところが、揺れを感じるとからだを踏ん張ろうとして、全身を伸ばす筋肉が刺激されるため、姿勢を保持するための運動として効果的です。

  1. 大人が寝転んで膝を立てた状態で、子どもをすねにくっつけて座らせます。
    足を浮かせて膝を上下に動かしたり、からだを丸めたりして前後上下に揺らしましょう。
    膝を立てた状態で、子どもをすねにくっつけて座らせたイラスト

    足を浮かせて子どもを前後上下に揺らしているイラスト
  2. 飛行機姿勢をとった子どもを抱き、上下左右に揺らしましょう。
    飛行機姿勢をとった子どもを上下左右に揺らしているイラスト

からだがうまく使えるようになると、姿勢が良くなったり、手先の不器用さの改善につながったりすることもあります。
楽しい遊びを通して、ダイナミックにからだを動かしてみましょう。

参考文献 49

遊びを通して子どものからだや感覚を育てると思うと、肩の力が入ってしまいがちですが、子どもの反応に合わせて楽しく遊ぶことが一番ですよ!

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