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きょうだいに対して平等に接することができない

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きょうだいを育てていますが、子どもたちを平等に接していないと感じています。どうすればいいのでしょうか。

平等に接することは難しいこと

親子といえ人間同士です。平等に接すること自体、とても難しいことだと思います。平等に接していないと悩んでいる時点で、全てのお子さんを大切に思っている証しではないでしょうか。
まず、真剣にお子さんを考えている自分自身を認めてあげましょう。
また、「平等に接する」という意識を「個別に接する」という意識に変えることで、接し方に変化が生じるかもしれませんね。

子どもからのサインを見逃さず、その子に合ったかかわりを

「平等に接していない私の子育ては不十分じゃないか」というように不安になってしまうこともあるかもしれませんが、完璧な親なんていません。完璧に見える親も決して完璧ではないし、そもそも完璧になる必要もありません。
ただし、「相性が合わないから」などと言って、特定の子どものみを可愛がることを肯定し、自分自身の感情のままに他の子どもに冷たく接し続けることは子どもの将来に悪い影響を与える可能性があります。

まずは、不平等な理由を自分自身で見つめ直し、子どもたちが不満や不安を抱かない接し方ができるように考えていきましょう。

  • 表情や行動をよく見て、子どもからのサインを見逃さない
    いつもより乱暴になる、ぐずるなど、いつもと違うと感じることがあれば、それは子どもからの「かまってサイン」です。
    小さい子どもは、「寂しい」「甘えたい」という感情を自覚していないことも多いので、「かまってサイン」がでたら、短時間でもふたりだけの時間を作れるといいですね。
  • 子ども同士を比較しない
    きょうだいでも、一人ひとり違う人間です。個性や特徴、また、その日の状況によっても違うものです。きょうだい同士だけでなく、同年代のお友だちとも比べないようにしましょう。
  • 「平等」にとらわれず、その子に合ったかかわりを
    子どもの性格や発達段階によって、親に求める甘えもそれぞれです。話を聞いて受け止めるだけで満足する子もいれば、抱っこしたり膝に座ったりとスキンシップをたくさんしたい子もいます。
    それぞれの気持ちを満たしてあげることで、子どもは自分が大切にされていると感じ、きょうだいや友だちなど、相手のことも大切にできる心が育っていきます。
  • 身近な人にフォローしてもらおう
    子どもたちに対して同時に接するのは、とても大変なことです。
    ついついひとりで頑張ってしまいがちですが、困った時は周りの人に頼ってみるのもひとつです。子どもたちにとっても、沢山の人に接することで社会性が身につく良い機会と捉えてみましょう。

また、子育ての悩みやいきづまりを感じた時は、パートナーやご家族、信頼できる友人、相談機関に話してみましょう。

子どもがひとりでも、きょうだいがいる場合でも、それぞれ違った悩みがあります。子育てが大変だと感じたら、ひとりで抱え込まず、保健センターなどで実施している「親子すこやか相談」や区役所の「家庭児童相談室」など、専門家のいる窓口に気軽に相談してみてください。

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