発達障害の特徴を教えてください。また、発達障害かどうかは、いつ頃から分かりますか?
発達障害はいつ頃からわかる?
2~3歳ごろから目立ち始めることが多い
発達障害の特性は、2歳から3歳ごろから目立ち始めることが多くありますが、2歳より前でも、日々の生活の中で子どもから発達障害のサインが出ている場合もあります。
年代によりさまざまな特徴(サイン)が出てくる
0~2歳:少し発達が気になるなぁ…と感じる時期
- 抱っこを嫌がる
- 名前を呼んでもこちらを見ない
- 笑ったり、泣いたりしない(感情表現が薄い)
- 言葉がでない
- おもちゃの遊び方が形式的で広がらない・・・など
3~4歳:気になる様子が目立ち始める時期
- 偏食が激しい
- 落ち着きがない
- 特定のものごと(おもちゃ、遊び方、順番など)に執着する・・・など
5~6歳:集団生活の中で発達の特性が分かるようになる時期
- ものごとに強いこだわりがある
- 集団行動が苦手
- 普段と異なることがあるとパニック(泣く、怒る等)になる
- 人の話を聞かず、自分の話ばかりする・・・など
サインのあらわれ方は、子ども一人ひとり異なります。
気になるサインがあった場合は、かかりつけ医や各区役所の保健師などに相談してみましょう。
「発達障害」かどうかも気になるところですが、毎日の生活の中で、子どもの強い特徴(サイン)に親が疲れ果ててしまう前に、専門家に相談してみてはどうでしょうか。専門家の経験に基づいた対処方法を知ることで、少し楽になれるかもしれません。