4歳児ですが、単語や2語文のような短い文章でしか話をしません。園の中でもからかわれたりしないかと不安です。どうすれば、言葉が増えますか?
いつまでも単語や2語文しか話さない
ことばの発達には個人差がある
ことばを『理解すること』と『話すこと』は、連動しながら発達していきます。一般的には、3歳ごろには3語文で話をすると言われています。
ことばの発達には個人差がありますので、専門家と相談しながら対応を考えていくことをお勧めします。
本人の言いたいことを、読み解いてサポートしよう!
単語や2語文での短い文章で話が出来る力はあるので、例えば「(子)お茶、ちょーだい。」「(親)お茶、飲もうね。」など、今出来ている2語文でのやり取りを大事にしていきましょう。
また、周りの大人が本人の言いたいことを読み解き、周りとのやり取りをサポートすることが大切です。例えば「(子)お茶、ちょーだい。」に対して、「(親)暑くて喉が渇いたね。冷たいお茶が飲みたいね。」や、「(親)冷たいお茶、おいしいよ。」など、本人の言いたいことを、周りの大人が2語文+3語文で答えていくことで、ことばの発達を促す事にも繋がります。
園でからかわれる点については、本人の傷つき体験にも繋がります。園の先生に相談して一緒に対応していくことが必要ですね。心配な場合は、かかりつけ医に相談したり、園の先生や保健センターのことばの相談で「幼児ことばの教室」について相談したりしましょう。
言葉の発達で気をつけることは、日頃の会話やかかわり方だけではありません。場合によっては病気が潜んでいることもあります。心配な場合は医師や園の先生に相談してみてください。