園や外から帰ってくると、その日にあった嫌な出来事ばかり話したり、下の子をいじめたりします。もう大きいのに、こんな調子で大丈夫でしょうか。
帰宅後、園での嫌な出来事ばかり話す
外で頑張っている証拠ととらえよう
園や外での生活も楽しいことばかりではありません。苦手な活動もあるでしょうし、先生や友達とのかかわりの中で、我慢したことや納得のいかなかったこともあるでしょう。外で頑張って過ごしてきた証拠ととらえ、温かく接しましょう。
話を聞いて受けとめ、甘えさせてあげよう
園や外から帰ってきたらまず、「今日もよく行ってきたね。」「頑張ったね。」などと声をかけ、話の内容がネガティブなものでも、「そうなんだ」「いろいろお話してくれて嬉しいな」などと受けとめましょう。聞いてもらえることで心が軽くなり、明日への意欲につながります。
また、上のお子さんは「園で頑張っている間、弟(妹)は大好きなパパやママと一緒におうちで楽しく過ごしていて、ずるい」と思っていることもあるようです。その分、園から帰ってきたらたくさんスキンシップをとり甘えさせてあげると、満足して下のお子さんにも優しくできるようになっていくことでしょう。
園や外で頑張ったこと、辛くても我慢したことなど、何でも話がしやすい関係であることが素敵です。子どもにとって、良いことも悪いことも言える関係性を続けてください。親としてこの状況が辛いと感じたら、専門家のいる窓口に相談してみると安心です。