まだ話ができない赤ちゃんに対して、どんなふうに接したらよいのでしょうか。
まだ話ができない赤ちゃんへの接し方は?
この頃の赤ちゃんについて
言葉の意味が分かっていなくても、赤ちゃんに声をかけることは、赤ちゃんの心の発達のためにとても大切なことです。
生後4か月頃になると、起きている時間が次第に長くなり、機嫌よく声を出したり、顔をじっと見つめてきたり、声をかけると笑顔になったりと、だんだんできることが増えてきます。
それでも、まだ言葉への理解がなく、意味のある言葉を話すことができない赤ちゃんに対して、どんな言葉かけや関わりがよいのか、戸惑ってしまうこともあるかもしれません。
こんな関わり方をしてみよう
その時感じたことや、赤ちゃんの気持ちを想像し、それを言葉にして伝えながら、お世話をしたりスキンシップをしたりしましょう。例えば…
- 赤ちゃんが機嫌よく声を出している時
「おしゃべりが上手ね」「声が出て楽しいね」 - おむつ替えの時
「おむつが濡れて気持ち悪かったね」「すっきりしたね」 - 泣いている時
「おなかがすいたかな」「寂しかったかな」「大丈夫よ」など
赤ちゃんにとって、心地よい声が聞こえ、お世話をしてもらえる、そばにいてもらえるという体験を積み重ねていくことで、その人が特別な存在となり、愛着関係が深まっていきます。
会話ができない赤ちゃんに、どのようなコミュニケーションをとればよいか迷う親は多いですよね。そういう時は、先輩ママや専門家を頼ってみませんか?保健センターなどで行われている「親子すこやか相談」などの相談窓口がありますので、利用してみませんか。
また助産所では、赤ちゃんのことを気軽に相談できます。