日中のおむつが取れません。トイレでするのも怖がります。どうしたらいいですか。
日中のおむつが取れず、トイレでするのも怖がる
理由はいくつか考えられます
「トイレ怖い~」と、子どもがトイレに行きたがらないことってありますよね。トイレの暗さや狭さ、においが嫌な場合や、水を流す音が怖いなど、その環境が苦手でトイレに行くのを嫌がることがあるようです。
それとは別に、尿意や便意を感じてトイレに行くという感覚がつかみづらい子、自分がトイレに行きたいことをどのように伝えればよいのか、その伝え方が分かりづらい子どももいます。
こんな工夫をしてみよう
怖い原因は何か?を知ろう!
怖い原因は何なのか?を知ることで対策できることがあります。いずれの原因も、親がそばにいて、対応してあげることで解消することがあります。
一方で、おむつが取れないという親の焦りを子どもが敏感に感じ取り、逆効果になることがあるので、ゆったりとした気持ちで付き合うことが大切ですね。
こんなケースのときは…
- 伝えられない
「尿意」「便意」を伝えられない場合には、おむつに出てしまったことを伝えることから始めてみましょう。
「おむつに出たら、教えてね」と約束し、伝えられた時は褒めて認め、自覚につなげます。次に、「出たくなったら教えてね」と約束し、その後出ても出なくても”伝えられたこと”をしっかりと褒め、自信を待たせていきましょう。言葉での表現がうまくいかない場合は、親子でサインを決めて使いながら、必要な言葉を教えていきましょう。 - パンツを脱いだ状態が不安
パンツ等をすべて脱いだ状態での排泄が不安な子もいます。トイレに座った時、ひざにタオルを置くなどの工夫をすることが安心につながることがあります。 - 座ったとき不安定で怖い
家のトイレは大人用の大きさのため、座った時に体が不安的になり、バランスの取り難さから不安を感じる子もいます。
足元に台を置き、体を安定させて座ることで、安心して用を足せるようになることもあります。
まずは、「トイレは怖くない」と思ってもらう為に、子どもにとって居心地のよい環境になるよう工夫してみましょう。
トイレでおしっこやうんちをすることを嫌がるという親の悩みは、よく耳にします。トイレの中に楽しいシールを貼ったり、親がお手本を示してみたり、子どもが安心してトイレにいられるように工夫しているようです。身近なママ友・パパ友に聞いてみると、案外みんな苦労して乗り越えているかもしれません。