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気に入った服や遊びにこだわる

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気に入った洋服や遊びにこだわり、他のことに興味を示しません。どう関わればいいですか。

理由はいくつか考えられます

気に入った遊びや洋服があるのは悪いことではありません。ただ、他のものに興味を示さないのはどうしてでしょうか。一般には、子どもは変化を好むものです。そのもの(遊びや洋服等)を理解したり慣れると、興味は次のものに移ります。

では、なぜこだわりが生じるのでしょう。こだわる理由は、同じものには安心感があるということです。同じことを繰り返したり同じ遊びをすることで安心ができたり、同じものを着ていることでホッとします。ですから、過度でなければいいことでしょう。

しかし、他のことに興味を示さないというのは気になります。それが表す意味は、その子が安心感を非常に必要としているか、他のことでは安心感を得られていないということです。また、人形を手放せない、タオルを手放せないという場合もあり、ぼろぼろになっても洗わず持っていたりします。これらは、母親との親密な関係から、外の社会に出て行った時にそのさみしさを埋め合わせる意味があります。とても大事なものなのです。

こんな関わり方をしてみよう

無理にやめさせたり引きはがしたりすることは、不安にさせるだけであり、いいことではありません。ゆっくり根本にアプローチすることが大事です。思った以上に安心感を得るのが苦手な子だったと思って、考え方を切り替えることです。

まず、しつけは当面おあずけにします。危険なこと、ひどく他者の迷惑になること以外はあまり修正せず(怒らず)付き合います。

赤ちゃん返りをする場合もあります。0歳から1歳ぐらいのつもりで、ゆっくり付き合うことです。親と気持ちがつながり安心できるようになると、自然に遊びが豊かになり、いろいろ興味を持つことが増えます。

パニックを伴うこだわりの場合や、前記のような関わり方をしても変わらない場合には、かかりつけ医の小児科に相談してみるといいでしょう。

子どもの心を満たすのは、たとえ親子であっても難しいときがありますね。こだわりが強くてもすぐに否定するのではなく、一旦受け止めたいものです。家庭の生活スタイルなどにより、子どもとの関わり方もいろいろな方法があるのではないでしょうか。必ずしも時間をかけなくても、また必ずしも母親でなくても良いでしょう。 それでも、どうしても辛い時は専門家に相談しましょう。心のわだかまりが解消し、子どもとの関わりに新しい局面が見えてくるかもしれませんよ。

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