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ハイハイをせず、座ったまま移動する

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ハイハイをせず、座ったままお尻をずって移動するようになりました。ハイハイをしないまま成長して大丈夫ですか?

成長発達のバリエーションであることが多い

お座りをするようになった後、生後9か月から10か月になってもハイハイをせず、座ったままお尻をいざらせて移動する「いざりっ子(シャフラーまたはシャフリングベビー)」と呼ばれる子ども達がいます。 支えて立たせると、足の裏を床につけるのを嫌がることが多い、というのが特徴ですが、生後1歳9か月頃までにはつかまり立ちし、2歳頃までに歩き始め、その後の発達は正常であることが大半です。下肢の筋力の弱さや足裏の感覚の問題などが推定されていますが、理由はよくわかっていません。

いざりっ子の3人に1人程度は両親、兄弟などの家族歴があることから、成長発達のバリエーションのひとつと考えられています。

こんな風にやってみよう

歩行器に長時間のせるなど無理に立つ練習をさせる必要はありませんが、重心の位置を上げる動きを練習できるといいでしょう。座ったところより高い位置から呼びかけ、「腰を浮かせておもちゃを取らせる」「ママやパパの体を乗り越えさせる」など、遊びの中で中腰につながる状況を心がけましょう。

時に病気が隠れていることもあります。手指の動きや哺乳力、泣き声、首のすわりが弱いなど、下肢以外の筋肉の弱さが心配されたり、表情の変化が乏しい、言葉の理解ができているかわからないなど、他の発達の心配がみられる場合には小児科で相談しましょう。

参考文献 36

赤ちゃんの成長は個人差が大きいので、育児書や「はますくファイル」に書かれている通りに発達が進まないこともあります。心配な時はひとりで抱え込まないで、健診で医師に相談したり、親子すこやか相談で保健師等にしたりしましょう。

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