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インフルエンザの予防接種は受けたほうがいい?

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1歳児です。インフルエンザの予防接種を受けさせた方がよいですか?

予防接種で重症化を防ぐことができます

インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気で、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身のだるさなどの症状が急速に現れるのが特徴です。子どもではまれに、急性脳症など重症になることがあります。

インフルエンザは流行性があり、流行が始まると短期間に多くの人へ感染が拡がります。日本では、例年12から4月頃に流行します。インフルエンザ予防接種を受けることで、感染しても発症する可能性を低くしたり、重症化を予防したりすることがわかっています。

生活環境等を考慮し、医師と相談して決めましょう

インフルエンザの予防接種は、生後6か月を過ぎれば、受けることができます。保育園など、集団で過ごすことが多かったり、きょうだいが幼稚園・保育園などに通っていたりすると、感染しやすい状況になります。持病やアレルギー、生活環境等も考慮し、かかりつけの医師と相談して、予防接種を受けるかどうかを決めましょう。

予防接種の方法

  • 生後6か月以上13歳未満の子どもは、1回では十分な免疫が得られないため、2~4週間の間をあけてワクチンを2回接種します。より免疫効果を高めるためには、3~4週間隔で接種することが最適です。
  • 体内で抗体ができ、予防効果が期待できるようになるには、接種してから2、3週間かかります。通常、インフルエンザの流行時期は、12月末から3月頃ですので、遅くとも12月中旬までに2回目までの接種を完了させることが大切です。
    例年10月初めに、そのシーズンのワクチンが接種できるようになりますので、10月と11月に1回ずつ、あるいは11月初めと末に1回ずつの接種を受けておくとよいでしょう。
  • 予防接種は予約が必要な場合もありますので、かかりつけの小児科等に確認してみましょう。

感染予防のポイント

かかった場合のケアは、基本的には風邪の場合と同じですが、急性脳症など重症化させないために、予防が大切です。以下のポイントに注意しましょう。

  • 大人がウイルスを家に持ちこまない
  • 流行時期は赤ちゃん(子ども)連れで人が集まる所に行かない
  • 外から帰ったらうがいや手洗いをしっかりする

参考文献 35

乳幼児期に無料で受けられる定期予防接種がたくさんあり、任意の予防接種(インフルエンザ、おたふくかぜ等)をどこまで受けさせるか悩んでいるパパ・ママは多いようです。悩んだら、かかりつけ医に相談しましょう。

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