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妊娠中にインフルエンザの予防接種を受けていい?

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妊娠中ですが、インフルエンザの予防接種をしてもいいですか。

インフルエンザがお腹の赤ちゃんに危険な影響を及ぼすことがあります

インフルエンザは、主に冬に流行するインフルエンザウイルスによる感染症で、38度以上の発熱・頭痛・関節痛・筋肉痛などの症状があります。妊娠中にインフルエンザにかかると、妊娠週数が多くなるほど、重い合併症を起こす危険性が高くなります。また、おなかの中の赤ちゃんへの影響としては、自然流産や早産、低出生体重児、胎内での発育不良、胎児死亡が増加するため、注意が必要です。

予防接種はインフルエンザの重症化予防に有効です

インフルエンザの重症化を予防するための有効な手段はインフルエンザワクチン接種で、妊婦さんにもその効果は実証されています。

また、現在日本で使用されているインフルエンザワクチンは、妊婦さんやおなかの中の赤ちゃんに対しても問題はないとされ、妊娠期間に関係なく接種が勧められています。

妊娠中のインフルエンザワクチン接種は、これから生まれてくる赤ちゃんに対してもメリットがあります。赤ちゃんは、生後6か月まではインフルエンザワクチン接種が認められていないので、予防接種で予防することができません。その代わりに、妊婦さんがインフルエンザワクチンを接種することで、赤ちゃんは生後6か月までお母さんの免疫によって守られ、インフルエンザにかかる割合が少なくなります。インフルエンザワクチン接種後、効果が出るまでに約2から3週間かかり、その後約3から4か月間に渡って効果があるため、ワクチンの接種時期は、インフルエンザが流行する以前(10から11月頃)が理想的です。

参考文献 29

インフルエンザ予防接種は任意接種のため、迷ったら、かかりつけの産婦人科医療機関等に相談するのも、ひとつの方法です。

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