園で縄跳びの活動が始まりましたが、苦手なようでやりたがりません。練習をさせようと思いますが、どうすればいいでしょうか。
縄跳びの練習はどうやってさせる?
こんな動作ができるようになったら
縄跳びは、「縄を回す+跳ぶ」という2つの動作を同時に行う運動です。どちらか一方ずつなら上手にできても、両方同時にちょうど良い力でタイミングよく操作するとなると難しいという子どももいます。
楽しさを味わえるような工夫を
苦手なことの練習で大切なポイントは“楽しく”行うことです。
縄に慣れよう
まずは、縄に慣れるために、波のように揺れている縄を跳ぶ遊びなどから始めてみましょう。たとえば…
- 縄を波のように(左右に大きく)ゆらゆら動かし、その上を跳ぶ
- 縄を蛇のように(左右に小さく)ニョロニョロさせているところを跳ぶ
等を存分に楽しんでください。
縄を回しながら跳ぶには
次に、「縄を回しながら跳ぶ」には、
- その場で両足ジャンプができること
- 縄を回す感覚をつかむこと
が大切です。トランポリンの様な弾む場所で連続してジャンプする遊びをしたり、左右片手ずつで縄を回す練習をしたりするのも一つの方法です。
少しずつステップアップし、成功体験で終わろう
手で縄を回す方法が分かったら、両手で縄を回してみるなど、できる段階から始め、少しずつステップアップしていきましょう。 そして、大切なのは、『練習の最後は必ずできることで終える』です。成功体験で終わることで、「また頑張ろう」という気持ちが湧いてきます。
子どもが苦手なことを教えるのは難しいですね。まずは、「やってみようかな?」という気持ちにさせることから…ですが、子どもは鋭く親の気持ちを感じ取り、おだてにのってくれません。本人の気が乗らないまま無理にやらせて、ストレスを強めるのは避けましょう。園ではどのように教えているのか、どんなきっかけでできるようになっていくのか、先生や先輩パパ・ママに聞いてみると、参考になりますよ。慌てず焦らず、見守ることも大切な親の役割です。
その他、子どもの成長過程でつまづきやすいことの練習法を紹介しています。