初めての人や場所を怖がる

成長の一過程です

成長していくと少しずつ、家の中から外の世界へ出る機会が増えてきますよね。そしてお父さんやお母さん以外の人との接触も増えていくと、人見知り・場所見知りが出てくるお子さんがいます。あまりひどいと、「今後、幼稚園などに入ってやっていけるだろうか…」と心配になることもありますよね。これらは不安の強さの表れというよりは、子どもが不安に対処しようとしてとる行動のひとつです。子どもは対処しているのですから、親は守ってあげなければいけません。それによって愛着関係が作られていき、子どもは不安になりにくくなったり、不安になった時の対処のバリエーションも増えてきたりしますよ。

安心感を与える工夫を

まずは普段通りに子どもと遊び、しっかりと子どもに気持ちが向いている事を伝えます。その上で「あっちに面白そうなものがあるよ」 等と新しい遊具やおもちゃの方へ誘導するなどして、その場に入っていきやすいようにしてあげましょう。子育て支援ひろばや公園などで、ママ友とお話しするのは少し後回しにしてあげてくださいね。何より大切なのは、一緒にいるパパ・ママがリラックスしている事です。無理に他のお子さんと遊ばせることや、その場にいさせるなどの無理強いはやめましょう。多少泣いてしまっても、焦らず、おおらかな気持ちで子どもと接してください。