寝つきが極端に悪く、寝かしつけようとしてもなかなか寝ません。
寝つきが極端に悪い
成長の一過程です
子どもが夜に寝てくれないという悩みや寝かしつけが大変でストレスが溜まっているお母さんやお父さんはたくさんいます。子どもにとって睡眠は成長に欠かせない大切な時間です。だからこそ、お母さんやお父さんは焦ってしまいますよね。
1歳代は睡眠リズムを獲得していく途中です。睡眠のリズムはある日突然獲得できるものではなく、獲得の過程では寝つきが悪いこともあります。
まずは環境を整えて
規則正しい睡眠リズムがつきやすいように大人が環境を整えることが大切です。
まずは、朝起きる時間と夜寝る時間を決めましょう。寝つきが極端に悪い場合は、早起きして朝の光を浴びることから始めてみましょう。
夜眠れない原因として、以下のことが考えられます。
- 昼寝が遅くなったり、昼寝の時間が長かったりする
- 夕食が遅くなり、寝る時にお腹がいっぱいになっている
- お風呂の時間が遅くなり、寝る時に体がほてっている
- 寝る直前までスマホやタブレットを眺めている
(バックライトに含まれている「ブルーライト」という光の影響で眠れなくなってしまうことがあります。)
ただ、早寝早起き習慣や運動習慣を身につけると、「遊び疲れて夕方に眠くなってしまう」ことがおきます。できれば、お風呂の時間は夕食前に設定できるといいですね。一番眠くなりやすい時間にお風呂に入ることでいったん目を覚まし、その後突然眠りに落ちてしまうことを防ぎます。
また、寝る前に絵本を見るなど落ち着いた静かな環境づくりをし、照明を落とすなど寝る環境を整えましょう。
子どもの一日の生活全体を見直しても改善されない時は、「子育て支援ひろば」や「親子ひろば」など、同年齢のお子さんがたくさん集まるところで聞いてみると、同じことで悩んでいる人に出会えたり、悩みを解決した先輩ママに出会えたりすることもあります。気分転換を兼ねて行ってみてはどうでしょうか?
いろいろな働きかけをしても寝つきの悪さが改善されず、こだわりがあるなど他の面でも気になる様子があれば、お住まいの区の健康づくりセンターの保健師に相談してみましょう。