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歩き始めの頃に注意するべきこと

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1歳1か月になり歩き始めるようになり、ドアで指をはさみそうになりました。この時期、どんなことに注意すればいいですか。

この頃の子どもについて

この時期は子どもの行動範囲が広がり、屋内から屋外へと事故が起こる範囲も広がります。好奇心も発達して全てが興味の対象となります。好奇心からキラッと光る包丁を手にとったり、水の音にひかれて浴室の湯船の中をのぞきこんだ拍子に転落してしまったり、といったこともあります。
残念なことに1~4歳児の死亡原因のトップは不慮の事故です。(厚生労働省/人口動態調査より)そのうち、事故にあう年齢は1歳児がトップです。事故が起きないように周りの大人が十分に注意しましょう。

こんな工夫をしてみよう

1歳児では異物誤飲の事故が多いです。薬、ボタン、お金、洗剤、化粧品など、何でも誤飲の対象になります。とくにたばこをお子さんが手の届くところに置かないようにしましょう。
また、いちばん怖い事故として窓やベランダからの転落があります。ベランダの柵に頭をはさむこともあります。お子さんをひとりでベランダに出さないようにしましょう。
お子さんの発達にあわせ危険ゾーンを再点検して、安全グッズを準備し、危険なことは危険であることを伝えていきましょう。

“危険”の教え方

この時期のお子さんが理解できるのは、お母さんやお父さんの態度(気迫)と表情です。ですから、もし危険な行動をしたらすぐに止め、真剣な表情で「ダメ!」「危ない!」と短い言葉で伝えましょう。
言葉の理解はまだまだ未熟ですので、危険なことは繰り返し伝えることが大切です。また、熱いものを触ったときに「あちちだったね」と声かけするなど、お子さんが行った行動に対して結果としてどうなったかの言葉も付け加えましょう。すぐに理解できなくても、共感的な言葉でお子さんに接していると、2歳頃になった時、行動と言葉がお子さんの中で結びつきやすくなります。

歩き始めた子どもにとっては、世界が一気に広がって見るものすべてが興味津々です。子どもの手が届く範囲を重点チェックしてみてください。また、手は届かなくても、テーブルの上に置いてある電気ポットの線を引っ張って、けがをすることもあるので、子どもだったらどんなことをしそうなのか、想像力を働かせてチェックすることが必要です。

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