自分の意見を無理にでも通そうとしてけんかになってしまったり、友達に受け入れられないと感じると、いじけてその場から離れてしまったりすることがあります。どうしたら上手くやれるようになりますか。
意見が通らないとけんかしたり、いじけたりする
成長の一過程です
子どもはけんかをしながら、自分の気持ちを相手に分かるように伝えたり、相手の言うことを受け入れたりする練習をしているのです。ただし、自分の意見を聞いてもらえない時、「自分は嫌われている」「自分なんかいない方がいいんだ」と、自分のすべてを受け入れてもらえていないような気持ちになり、意地を張っていることがあります。また、その場から離れることで、気持ちを切り替えるためのクールダウンをしているということもあります。
まずはそのまま受け止めて
その子なりの頑張りや、気持ちを切り替えようとしている姿を理解し見守ってあげることが大切です。うまくできないことを叱ったり、無理やり介入して解決したりしないようにしましょう。
見守るということは、意外に難しいものです。子どもがけんかしているのを近くで見守っているだけだと、周りの親たちがどういう目で見ているのかが気になることもあります。子どもにとってけんかすることも学びのひとつで、成長するためには必要なことだという共通理解のある仲間がいてくれると、安心して見守ることができそうですよ。
それでも上手くいかない場合は、ひとりで悩まず、こども家庭センターの保健師に相談しましょう。